タイプ5は、「一日に使えるエネルギーは限られているように感じる」といわれます。
ムダ使いは「大きな損失」
タイプ5の場合、「自分のエネルギーは限られている」と感じるからこそ、「自分の時間や労力をかしこく使いたい」という欲求が高まるようです。
たとえば、過去の仕事をふり返った時に、「自分の労力や時間が、かしこく使われれたかどうか」をとても重要視するタイプ5がいます。
もし、時間や労力を使ってやったことが無駄に終わったと感じれば、それを「とてつもなく大きな損失」のように受け止めることがあるそうです。
この「損失」というのは、得られるはずだった結果や成果というよりは、エネルギーを無駄にしてしまったことの意味が大きいようです。
「不十分さ」と「恐れ」
身近にタイプ5がいる場合、そのタイプ5が「自分にあまり時間をさいてくれない」と感じる人はいるかもしれません。
ただそれは、タイプ5がエネルギーを慎重に使っているだけで、その人を大切に思っていないわけでも、愛していないわけでもない可能性があります。
タイプ5は、「充分さ」を強く求めていると言われることがあります。これは、知識を自分の中に取り入れようとすることだけでなく、自分のエネルギーを失いたくないこととも関係しているように思います。
そして、これらのもとにあるのが「恐れ」だということは、私自身も忘れないようにしたいと思います。