アメリカでは3人に1人くらいは自分をタイプ4だと思っている、と言う専門家もいます。
この現象は、アジアやヨーロッパではあまり見られないようです。
たしかに、積極的にタイプ4になりたい人は、日本でも案外、少数派かもしれません。
なぜ、アメリカに多いのでしょうか?
アメリカに【自称タイプ4】が多い理由
アメリカの文化は「タイプ3の文化」と言われます。
アメリカに「自称タイプ4」が多い理由は、いくつかの原因がまざりあっていると考えられるようです。
たとえばー
- 人は皆、感情を持った存在だから
- すべてのタイプが、クリエイティブになりうるから
- タイプ3文化の反動
このうち、一番わかりにくい「タイプ3文化の反動」について書いていきます。
タイプ3文化の反動
現代のアメリカでは「タイプ3らしさ」を好まない人たちが増えているそうです。
(国としてのタイプ3らしさも、徐々に減ってきていると聞きます。)
一般的に、タイプ3のあまり良くない点としては、たとえば「自分ではないものになろうとする」とか「あざむく」などがあげられたりします。
これらの真逆が「真実」や「本物であること」といえるかと思いますが、こちらにこだわるのがタイプ4です。
「タイプ3らしさを敬遠した結果、タイプ4らしさを求めるアメリカ人が増えた可能性がある」と分析することもできそうです。
「自称タイプ4」を見分けるポイント
タイプ4の言動のうらにある動機は、「うらやみ」や「嫉妬」といわれます。
これらが、人生において大きな影響力を持っていなければ、その人はタイプ4ではない可能性が高いです。
「不安や恐れよりも、嫉妬のほうが強い!」と言えますか?
嫉妬心は誰にでもある感情ですが、タイプを根元で動かす嫉妬心は、とても根ぶかいものです。
ただし、いつも空気のようにあたりまえにある感情は、自分では認識しにくいです。自分に、根ぶかい嫉妬心があることに気づいていないタイプ4はたくさんいます。
判別するのは難しいときもありますが、それでも、しんぼう強く観察していけば、わかってくると思います。