瑛人さんのエニアグラムタイプは?
今回とりあげるのは、シンガーソングライターの瑛人(えいと)さんです。
世の中にはいろんなタイプ7がいますが、瑛人さんは、典型的なタイプ7の特徴がそろっている印象があります。
ちなみに、エニアグラムの専門家の方々がつけたタイプ7のニックネームは下です。
もちろん、各タイプとも一言で表現できるほどシンプルではないですが、ニックネームがあるとイメージしやすくなるので便利ですね!
では、解説はじめます。
2021年5月に放送された、テレビ朝日の徹子の部屋から、ご本人の言動やまわりの人たちの証言をピックアップして解説していきます。
ハッピーボーイ
典型的なタイプ7のイメージは、ハッピー、ポジティブ、楽天家などです。
徹子の部屋に、ピースしながら登場した瑛人さん。のっけから、ハッピームード全開です。
先輩シンガーソングライターの森山直太朗さんによるとー
瑛人くんはですね、まあ一言でいうと、天然でハッピーボーイ。
番組中のお話や人柄を見て、瑛人さんはまさに「ハッピー」というキーワードであふれている方だなあと感じました。
笑顔
ネットで瑛人さんの映像や写真を検索すると、高確率で笑顔でうつっています。
タイプ7は、「いつもニコニコしている人が多い」と言われるタイプです。
徹子の部屋でも、終始笑顔でした。
お母さんから瑛人さんにおくられた手紙の一部を紹介します。
純粋で思いやりのある笑顔を絶やさない瑛人でずーっといてほしい。
やはり、プライベートでも笑顔が多い方のようですね。
もちろん、個人差はあるので、それほど笑顔が多くないタイプ7もいます。
『ハッピーになれよ』
番組では、曲を披露する場面もありました。
『ハッピーになれよ』という曲は、瑛人さんが子供の頃に、ご両親が離婚した後、お父さんに新しい彼女ができた時につくった曲をベースにしているそうです。
この曲が生まれた経緯について、説明した場面です。
父ちゃんに彼女ができてた…
でも今となっちゃ、べつに2年も経てば、恋人ができても全然いいじゃないですか。
…そん時の僕は、何かちょっと父ちゃんにがっかりして。
で、それを母ちゃんにチクってやろうと。でも、言葉ではチクれなかったんですよ…
だから、歌にして、今父ちゃんは誰かといるけど、「大丈夫だよ。ハッピーになれよー!ハッピーになれよー!」というのがもとです。
曲を聞いたお母さんは、爆笑だったそうです。
タイプ7は、「リフレーミング」で知られます。
リフレーミングとは、ある枠組みで捉えられている物事を枠組みをはずして、違う枠組みで見ることを指す。
Wikipedia
タイプ7のリフレーミングは、ネガティブなことを、瞬時にポジティブなことに変換して見ることです。
これを自覚がないくらい、自然にやっているらしいです。
当時の瑛人さんにとって、ショッキングな出来事を歌にしたことは、リフレーミングとは少し違うかもしれません。
ただ、ネガティブなことを違う形に(特に楽しげな歌に)した点では、通じるものがあると思います。
瑛人さんの言葉ですー
母ちゃんいわく、俺小さいころに何か言いたいことがあると、歌で言ってきたんですって。
ヒット後も、バイト先に在籍
瑛人さんは、超ヒット曲を出した後も、バイト先に在籍しているそうです。
理由について、こう語っています。
やっぱりホームというか、またバイト生活に戻るとした時のために残しておく…
「天然」のイメージとは少し違う、冷静な面がかいま見れます。
じつは、タイプ7はエニアグラムの「頭脳センター」(思考グループなどともよばれる)というグループに属します。
タイプ5やタイプ6のように、イメージからしても「頭脳」と結びつきやすいタイプと比べて、タイプ7の場合は、たとえば「要領のよさ」や「仕事のスピード」などで、頭の回転の速さを見せることが多いと感じます。
また、人と衝突がおこった時などは、感情ぬきで理屈のみで考えることがあるので、冷たい印象をあたえてしまうケースもあるようです。(あくまで一般論で、瑛人さんが当てはまるかは分かりません。)
話を楽しく伝えるのが上手
タイプ7は、楽しく、魅力的に、エピソードや物語を話すことが上手と言われます。
英語では「ストーリーテラー」(物語の語り手)という異名もあるほどです。
瑛人さんは、今回が初めての徹子の部屋だったようですが、とても落ち着いた様子で、ひょうひょうとお話をしているように見えました。
まだ若いことと、有名になってそれほど長くないことを考えると、なかなかスゴイことです。
また瑛人さんは、自分の身のまわりで起きたことを、よく歌詞に取り入れているみたいです。
瑛人さんにとって、シンガーソングライターという職業は、「曲にのせて、日常のエピソードや物語を語っている」という面もあるかもしれません。
愛されるキャラクター
タイプ7はポジティブで楽しく、愛されるキャラクターの人が多いです。
明るくて、あっけらかんとしているので、「天然」とよばれる人もいると思います。
瑛人さんの天然エピソードを、森山直太朗さんが紹介していました。
地元で瑛人と一緒にいる時に、僕の5つ上の姉が通りかかって、瑛人に紹介しようと思って、「これ誰だと思う?」って…
けっこう考えて、「う~ん、わかった!良子さん!」
お姉さんと、お母さんの森山良子さんは、だいぶ年齢が違うはずなのですが…
やはり、なかなかの天然な方のようですね。
瑛人さんは森山さんに、所属事務所や引っ越し先を決める時にもお世話になったとか。
とても可愛がられている様子が伝わりました。
一方、黒柳さんは瑛人さんについてー
あっという間に、みんな何かね、どこかわしづかみにされたようになってね…
ーと言っています。
黒柳さんも、大ヒット曲の「香水」が大好きということで、瑛人さんと会えたことが嬉しくてはしゃいでいるように見えました。
とは言え、人をひきつける魅力があったり、カリスマ性があるということは、残念ながら、嫉妬されることもあるということです。
なので、逆に「目をつけられてしまう」パターンもあるかもしれません。
人間社会というのは、むずかしいものですね。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。
エニアグラムについてもっと知りたい方は、ぜひ専門家の本などをチェックしてみてくださいね。