【タイプ8】激しさの中の親密さ

タイプ8

タイプ8の激しい一面が出ると、人を泣かせてしまうこともあるかもしれません。ただし、本人は相手が泣き出して初めて「え?泣かせるようなことしちゃった?」とびっくりすることが少なくないようです。

もともとタイプ8は、自分が人当たりの強い印象を与えがちなことに気づいていなかったりします。

しかも、ヒートアップして激しいやり取りになったときなどに、相手に対してある種の親密さを感じていることさえあるといいます。「腹を割って本音でコミュニケーションできている」というような心情らしいです。

私もタイプ8と意見が合わなくて、少しヒートアップしてしまった時に「これこそが良い話し合いだよ!」と嬉しそうに言われたことがあります。

相手が傷ついたり嫌がったりしているのに親密さを感じるとしたら、そうとうな隔たりがありますよね。それでも、どちらが正しいとか間違っているということでもないと思います。

ポイントは各タイプの心理の傾向を知って、「そういう受け止め方もあるんだ」と理解することではないでしょうか。

たとえば、自分と親しい関係性のタイプ8が食って掛かってきたとき、「もしかしたら、今この人は親密さを感じているかもしれない」とか「親密さを欲しているのかも」と思えたとしたら、深く傷ついたり泣いたりしないですむかもしれません。

タイプ8自身も、激しいコミュニケーションの感じ方が、人によってだいぶ違う可能性があると覚えておくだけで、無駄に反感を買うことも少なくなるかもしれません。

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