タイプ3の適応力は、まわりを戸惑わせることがある
エニアグラムのタイプ3の人たちは、その場の状況に適応して変化することがあると言われます。
タイプ3の「変化」は、親しい人たちをも戸惑わせることがあると聞きます。
※すべてのタイプ3には当てはまりません。
タイプ3と親しい人たちのなかには、下のような疑問を持つ人もいます。

どのキミが、本当のキミなのか分からない…

今のアナタは、どのアナタだろう?
ただし、タイプ3は、自分の様子が変化していても、あまり気づかないかもしれません。
気づいていないとすれば、まわりをとまどわせていることも、認識しにくいと思います。
たとえ、うすうす気づいていたとしても、他の人たちも同じように変化しているものだと思って、あまり気にしない可能性もあります。
タイプ3を深く知ることで、誤解がへる

タイプ3について学び、なぜ彼らの様子が変わるように見えるかや、なぜそのようにふるまわなければならないかを理解することで、人間関係が改善するケースがあるようです。
タイプ3の深層心理には、「成果を出さなければ、自分には価値がない」という思い込みがあります。(ただし、本人に自覚はないかもしれません)
そのため、強迫的に成果を求める面があります。
当然、成果につながることをすることは、タイプ3にとって重要度が高いです。場によってタイプ3が変化することは、成果を出すために効果的だからしていると考えられます。
…と言うよりも、「そうせずにはいられない」と言ったほうがいいかもしれません。「強迫的」とは、そういうことです。
タイプ3の態度が変わったと感じた時、それは、彼や彼女があなたを嫌いになったわけではなく、怒っているわけでもなく、裏切ったわけでもなく、ただタイプ3らしくふるまっているだけかもしれません。
タイプ3らしさを拒否するのではなく、理解することで、少なくとも誤解は減らすことはできそうです。
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