今回は、「タイプ3ができてしまうこと」についてです。
SNSの世界に似ている
タイプ3は、「嘘をつく」とか「だます」と言われることがあります。
そういうタイプ3もいるのかもしれませんが、「タイプ3=嘘つき」という方程式はないです。
タイプ3自身の説明によると「タイプ3は、好ましい部分を強調し、好ましくない部分を見せないようにする」ことがあるそうです。SNSの投稿のように、生活の中の好ましい部分や華やかな部分だけを選ぶ感じかもしれません。
タイプ3ができてしまうこと
いかにも有能そうなタイプ3に出会った人たちが、彼らをとても実力のありそうな人物と見なすことはよくあります。
タイプ3は、たとえ自分の実際の実力よりもずっと高く評価されていると分かっていても、その誤解を歓迎することがあるようです。
このことは、ビジネスなどの場面で利用されたりします。タイプ3の証言によるとー
・小さな会社の社長なのに、従業員がたくさんいる大きな会社の社長と思わせることができる
・専門家ではないのに、専門家と思わせることができる
・それほど権限があるわけではないのに、現場の誰よりも権限があるように感じさせることができる
・つくるための技術や知識がほとんどない商品の受注を受けた後に、技術を習得して、納品までに間に合わせることができる
・それほど正直に話していないのに、すごく正直に話しているように見せることができる
もちろん、いろいろなタイプ3がいますし、タイプ3以外でも上記のようなことができる人はけっこういるはずです。
「有能なビジネスマンだったらこのくらいあたりまえ」という意見もあると思うし、「完全にアウト」と思う人もいるかもしれません。
強迫的に成果を出し続ける
タイプ3は、愛されるには成果を出し続けなくてはいけないと、無意識に信じ込んでいると言われます。そのため、何よりも成果につながることを優先しがちです。
人生で大きな失敗をして、それでも、まわりの人たちが変わらずに愛してくれる経験をした時、タイプ3の世界の見え方は、がらっと変わると言われます。
まわりの人たちが、タイプ3の心情を理解することは重要だと思います。