「いい人は信用できない」という発言を、どこかで耳にしたことはないでしょうか?
その発言をした人は、もしかしたらタイプ6の人だったのかもしれません。タイプ6は、「いい人」を疑う傾向があると言われているからです。

その理由や具体的な反応について、書いていきます。
うたぐり深い
タイプ6のベースには、恐怖があると言われます。(ただし、タイプ6は、この恐怖を「不安な気持ち」として認識していることが多いようです。)
恐怖や不安は、タイプ6が慎重になる(疑り深くなる)動機になっています。そのため、「いい人」をうたがったり、初対面の人をなかなか信用しない傾向があると考えられます。
もちろん、一見「いい人」のなかには、うわべだけの人も存在します。ただ、タイプ6の場合、うたがいすぎてしまうことがあるということです。
「いい人」であることに疑念をもつ
ほかのタイプの場合、初対面ですごく親切な人がいたら、「いい人そうだな」と思うだけかもしれません。
タイプ6の場合、「いい人」であること自体に疑念を持ちます。そして、警戒モードに入ったりするそうです。
具体的には、以下のような疑念が生じる可能性があります。
- この人の親切心を信じていいのだろうか?
- この人はいい人すぎるから、演じているに違いない。
- 何か裏があるのではないか?
それもこれも、タイプ6が恐れを感じていることが原因となっています。危害を与えられないか、心配なのです。
タイプ6が信用するまで
タイプ6は、安全かどうかを、いつも確かめようとしています。
タイプ6が何かを判断したり、決断するまでの行動の傾向は以下です。
- もっと情報を集める
- 周りの人たちに答えを求める
- 時間をかける
安全と判断するまで、時間がかかりすぎてしまうこともあるそうです。
出会った時に「いい人すぎるから信用できない」と感じた相手でも、しばらく交流が続いて「実際にいい人だった」という結論にいたると、タイプ6の「忠実な友」という特徴が出てくると考えられます。
ちなみに、タイプ6は、とくに権力者や権威性のある人を疑う傾向があると言われたりします。しかし、同時に、一度信用してしまうと、盲目になってしまう危険性も指摘されます。
自分を信用しない
タイプ6には、自分自身も信用していないという特徴があります。
なので、重要な決断はもちろん、日常のささいな判断についてまで、信頼する家族や友人などに確認してまわるかもしれません。そして、自分以外の人の判断をそのまま採用してしまうという特徴がみられるそうです。
あるいは、たくさんの人に意見を聞いて、それなりに時間もかけたにもかかわらず、結局決められず、先延ばしにしてしまうこともあるようです。
タイプ6の重要な課題の一つとして、「自分を信頼できるようになること」があげられます。
タイプ6は、情報収集力や危機管理力がとても高いなど、貴重な才能のある頼もしい人たちです。しかし、過去に自分で良い判断をした時のことを忘れがちと言われています。
単独で良い判断ができた時のことを記録したり、意識的に思い出すことが、自分を信頼する助けになるかもしれません。
※すべてのタイプ6の人たちには、あてはまりません。
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