【タイプ9】が「先のばし」する理由

タイプ9

誰でも、やるべきことを先延ばししたくなることがあります。

ただタイプ9は、その傾向が強いと言われることがあります。

それはなぜでしょうか?理由を考えていきます。

タイプ9の「先延ばし」の特徴

タイプ9に対して、常にのんびりしたイメージを持つかもしれませんが、それは少し違うかもしれません。

というか、いつも忙しくしている可能性もあります。

ただし、「優先順位の高いことや、重要なことをして忙しくしているか?」ときかれると、それは微妙かもしれません。

タイプ9自身の証言によると、やらなければいけないと分かっていても、後回しにすることがあるのだそうです。

そして、ひかく的シンプルで労力の少ないことを見つけ、そちらをかわりにやる傾向があるのだとか。

ちなみに、明確な「締め切り」があると、ものごとを進めやすくなるそうです。すぐはやらないかもしれませんが、締め切りは守るからです。

内面の平穏を保ちたい

タイプ9は、自分の内面を「波のない水面のような状態に保っておきたい」と聞いたことがあります。

内面を平穏な状態でキープすることが、非常に大事、という意味だと思います。

しかし、重要なことや意味のある事というのは、いろんな考えや感情を取りあつかったり、まとめたりすることをしばしば必要とします。

なかでも「感情を感じること」を、タイプ9は得意としません。感情が自分の内面に影響を与えるからです。

タイプ9が先延ばししがちになる大きな理由のひとつは、「内面の平穏を乱すような影響を避けるため」と考えることができるかと思います。

自分自身の感情から受ける影響も、避けたい?

タイプ9は怒りの感情と強く結びついています。

しかし、自分の怒りをあまり認識しません。「自分の怒りを感じるのが怖い」と言うタイプ9もいます。

このことから考えると、外部からの影響だけでなく、自分自身の感情が自分の内面に与える影響も嫌っている可能性があると思います。

タイプ9が、「一人でできること」も先延ばしにするのは、このためかもしれません。

(影響を受けないことなら、一日中やっていることもできるそうです。)

加えて、タイプ9は「自分にはできない」と決めつけてしまうところがあります。

こうした無力感も、優先順位の高い重要なことではなく、目の前の細々としたことをし続ける理由になっていると言うタイプ9もいます。

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