エニアグラムのタイプ9の人たちが、自分自身ではなかなか認識しにくいと言われる要素がありますので、いくつかあげてみます。
これらの要素は、タイプ9が自分のタイプに根気よく向き合っていけば、認識できるようになるようです。
「自分の存在が重要と感じられないこと」が認識できない
タイプ9は、自分の存在がどうでもいいように感じることがあると言われます。ただ、これを指摘されても、初めはぴんとこないタイプ9が多いようです。
タイプ9自身が、自分の存在の重要性を感じられるようにトレーニングしていくことも、もちろん重要ですが、まわりの人たちが彼らの存在の重要性を伝えてあげるのも良いかもしれません。
自分の「怒り」が認識できない
怒りの感情と強いつながりがあるとされるのが、タイプ1、タイプ8、タイプ9です。
タイプ9の場合は特に、「平和を願う人」や「ピース・メーカー」などの愛称で呼ばれますので、怒りの感情と結びつけるのは意外に思えます。
これは、タイプ9自身にとっても意外なことかもしれません。タイプ9の怒りは、本人たちも認識できないほどに隠されてしまっているのだと思います。
自分の「怒り」が怖い
「怒り」を認識できるようになってくると、タイプ9は自分の怒りの感情に怖さを感じるようです。
しかし、向き合うことを止めなければ、はじめは認識できなかった「自分を重要な存在と感じられない」ことや「怒りの感情」こそが、彼らの中で、ほぼ常に働いている要素であることに気づくそうです。
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