人生には、ほんのささいな選択もあれば、人生を変えてしまうほど大きな選択もあります。

タイプによって、「選択の基準」に違いあるようです。
今回は、タイプ4の選択について見ていきます。
タイプ4は、「あとで後悔しないこと」を選びがち
例えばタイプ3なら、効率や成果につながるかどうかで選択するかもしれないし、タイプ6は(いろんな意味で)安全を意識して選択することが多いかもしれません。
また、タイプ7ならば「楽しそうなこと」や「自由にやれること」を基準に選択するかもしれないです。
タイプ4の場合、あらゆる場面で、「あとで後悔しないこと」を基準に、選択する傾向が見られます。
これは、ささいなことにもおよびます。たとえば、レストランでメニューを選ぶ際にも、「一番後悔しなさそうなもの」を選ぶことがよくあるようです。
ただし、本人はあまり認識していないかもしれません。
「後悔しないこと」に意識が向く理由

もともとタイプ4の意識は、過去に向かうと言われています。
そして、「あの時、ああすれば…」と思い出すことも、よくあります。
過去の選択について、しばしば後悔しているために、もう後悔しないように選ぼうとしている可能性があります。
後悔したくないあまり、決定を遅らせたり、選択しなかったりすることもあると聞きます。
なぜ、それほど後悔を嫌うのか?
タイプ4が新しいものごとや考え方などに出会った時、最初に気になるのは、長所よりも短所のことが多いと言われます。
その理由について、「あとで失望したくないから」と答えるタイプ4は多いようです。
タイプ4が失望させられるのは、自分が選んだ「対象」だけではありません。
それを選択した自分自身にも、失望してしまう傾向があります。
これは「選択の良し悪し」が、「自分のアイデンティティーの良し悪し」に関わってしまうことを意味します。
タイプ4にとって、後悔する選択をすることは、「自分の価値を低下させること」につながっていると言っても大げさではないのかもしれません。